皆さま、こんにちは。

高校3年間の思い出なんて、あまりにも昔過ぎて覚えているのは断片的ですが、修学旅行で行った長崎が忘れられませんね。いつか行きたい、しかも一人旅をしたいと・・・

それは未だに叶っていないですが、長崎には何度も訪れています。

母が九州出身と言うこともあり、子どもの頃から親しんでいました。数年に一度休みにフェリーで行くのが何より楽しみで、阿蘇の雄大な景色や湯布院や別府温泉で親戚と過ごした日々はセピア色の思い出として残っています。フェリーの甲板の潮風とエンジンの匂いと大きな音。


数年前、叔母のお見舞いを兼ねて、両親と九州に1週間の旅をしました。

その際私の希望で長崎に2泊して、念願の平戸に行くことができました。平戸は修学旅行の思い出の地のです。一人ではなかったですが、隠れキリシタンの里を訪ね鉄川与助の教会を幾つか回ることができ、願いが1つ叶いました。私が訪れた先ではないけど、その後世界文化遺産に登録されたのは記憶に新しいですね。

平戸ではザビエル記念教会、田平天主堂、宝亀教会、紐差教会などを巡り、生月島から見た夕陽は絶景はもちろん、時が止まったかのよう、涙が溢れるほど美しかったです。あれほど心に迫る夕陽は後にも先にもありません。

高校がカトリックの学校だったこともあり、宗教の授業やシスターが教師でもあるので自然とキリスト教への興味に魅せられていったのだと思います。その後影響を受けた遠藤周作や三浦綾子の小説もそうですし、留学先のウィーンはカトリック教会も多いですからね。ただ私自身は信者ではなく、父はお寺の子ですからね。如何に信仰心がないことか・・・

音楽とキリスト教は切っても切り離せませんから、それでもどこかしら私という人物の中に眠っているものがあるのかもしれません。

今日はこの辺で・・・つづく