皆さま、こんばんは。
GWは如何お過ごしでしょうか。

 

さて、驚くべきこととは?
ヤマハの講師研修に行くと、なんと受験前にお世話になっていたフタミ先生が講師としていたのです!

普通なら恩師ですから連絡を取っていて当然なのですが、先生とは入学してから疎遠になってしまっており、不義理をしていたわけです。
お互いにびっくりですよね。そこで初めて声楽で編入したいと打ち明けたわけです。
久しぶりに再会したと思ったら、声楽へ転科、相談もないし、幼い頃から面倒を見てきた娘のような私に対してどのような感情を抱いたかは容易に想像できますよね。何という子でしょう。

それでも研修を辞めるわけにもいかないので続けたのですが、そこから私が習っていたセンターの部長さんが実家にやって来ることに。
相談してくれればセンター推薦できたのに、そしてできたら編入は諦めてうちで働いてくれないかとお誘いがありました。その頃の私にはリベンジ、見返してやる(誰も見下してなんていないのですが)、と言う気持ちしかなかったので、そこは譲れなかったのです。

そこが私の人生の1つの岐路になりました。

編入試験を受けず、ヤマハに就職していたら全く違う人生になったでしょう。
人は全て選択の連続だと言います。私の選択は声楽しかなかったのです。

ヤマハには最後に合歓の郷での合宿研修がありました。その研修の後に編入試験だったので、参加するともう引き返せないと思った私が取った行動は、大学の追試テストを受けることにしたのです。実際受けたわけではなく、日程が丁度重なっていたこともあり、嘘をついて追試を受けなければならないから研修の日程をずらして欲しいと頼んだのです。編入試験を受けるとは言えませんから苦肉の策だったのですが、功を奏して何とか変更して貰えました。日程が幾つかあったので、別の理由でも良かったのでしょうが、その当時の私としては苦肉の策と言いながらナイスアイデア、絶好な嘘だと思っていたのです。

そうして編入試験を迎えました。

今日はこの辺で・・・つづく