皆さま、こんばんは。

さて、私の遠距離通学に戻ります。

2年生の途中から片道2時間半の電車通学が始まりました。
その頃は短大生でしたので、それなりに忙しかったように思います。

1年生の時はピアノで編入しようと思っていたので寮から個人レッスンに通っていたことは書きました。
ところが、2年生ともなると今後をどうするのか、編入するのか、就職するのか、友だちとの会話も話題がそちらに向かいます。するとある友だちが歌で編入しようかと思うって言い出したのです。

そうか、その手があった、とあの時はっきりそう思ったことを覚えています。

それから声楽担当(声楽科ではない)の先生に個人レッスンをお願いしたのです。夏のことでした。
先生に編入したいといつ伝えたのか覚えていませんが、レッスンは最初は週に1回だったのが、そのうち受験前は隔日おきに通っていました。それに加えて編入後に門下生として受け入れて頂くために声楽科の助教授(当時はそう呼ばれていました)にも就き、今思えば相当なレッスン代だったでしょうね。時間のやりくりもどうしていたのか・・・

レッスンに加えて、もし編入できなかったら就職すると親との約束でした。ヤマハの講師になるため指導グレードも取り、就職活動もしていました。
元々ヤマハっ子ですから、習っていたセンターの先生、フタミ先生に相談すれば難なく就職できたでしょう。でも編入したかったので、普通に就職試験を受けたのです。実はセンターの推薦があればかなり有利だったのです。

後になって知ったことですが、編入試験を受ける人に就職活動をしている人など誰1人いなかったのです。そんな情報すら知らないほど、編入試験を受けることは内緒にしていました。

そしてヤマハには無事合格し研修も始まりました。そこで驚くことが!

 

今日はこの辺で・・・つづく